プロポーズで贈るバラは色や本数で花言葉が変わる!それぞれの意味やポイントを解説
「プロポーズに使うバラは、色や本数で意味が変わるって本当?」
そんな疑問を持っていませんか。
プロポーズなど大切な相手に贈る花束によく使われ、世界中で愛されるバラの花は、色や本数によって花言葉が多様に変化します。
バラが持つ意味を知ることで、あなたの想いをより強く相手に届けられるでしょう。
そこでこの記事では、プロポーズにふさわしいバラの色や本数について、詳しく解説します。
バラの花言葉は色や本数で変化する
バラとは、バラ科バラ属に属する植物で、英語ではローズ(Rose)と呼称される花です。
古代の名前は「いばら(茨)」でしたが、時代を経て「い」が抜け落ち、いつしかバラと呼ばれるようになりました。
日本でも自生する品種があり、万葉集などの古典にも登場するなど、古くから愛されています。
歴史ある花だけあってその品種はとても多く、なんと3万種~10万種にも及びます。
花の色も赤をはじめ、ピンクや白、黄色、オレンジ、緑、青、紫などさまざまです。
そんなバラには「愛」や「美」という花言葉があり、見た目もたいへん華やかなため、プロポーズだけではなく大切な人へのプレゼントとしてもよく使われます。
ただし、花言葉は色や本数によって変化しますので、プレゼントの際は相手にぴったりなものを選ぶ必要があるのです。
プロポーズに適したバラの「色」
では、プロポーズにふさわしいバラの「色」について、人気のトップ3を紹介しましょう。
一番人気は赤色ですが、ピンクや白いバラもおすすめです。
「赤」→ あなたを愛している、愛情
赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」です。
そのほかにも、「愛情」や「熱烈な恋」「情熱」「美貌」といった意味もあります。
映画やドラマのシーンでも見られるため、プロポーズでもらうバラは赤色というイメージが強いですよね。
赤いバラはロマンチックな雰囲気を作り出しますし、正統派で誰もが憧れる色です。
また、金や銀でつくられるエンゲージリングには、赤色がとてもよく似合います。
情熱的な気持ちがダイレクトで伝わる赤色のバラで、ロマンチックでムードのあるプロポーズを演出しましょう。
「ピンク」→ 上品、かわいい人、愛を誓う
ピンクのバラは「上品」という花言葉のほか、「しとやか」や「かわいい人」という意味があります。
合わせて「愛を誓う」「温かな心」「満足」といった花言葉も。
定番の赤ではなくピンクのバラで作った花束は、ふんわりと優しいイメージになりますので、どうしても緊張してしまうプロポーズの場も和みます。
また、花が持つ上品という言葉からは、気品あふれる結婚生活をイメージできますね。
純粋にピンクが好きな相手であれば、自分に合わせてくれたことに喜んでくれるでしょう。
王道の色ではなくあえてピンクをチョイスすることで、結婚後も大事にしてもらえるというイメージを持ってもらえるかもしれませんね。
「白」→ 私はあなたにふさわしい、純潔、相思相愛
白色のバラは「私はあなたにふさわしい」のほか、「相思相愛」「純潔」「清純」「愛の吐息」といった花言葉を持ちます。
白いバラを贈るのであれば、相思相愛という言葉を引用して「どんな困難でも2人で力を合わせて乗り越えていこう」という思いを伝えましょう。
また、白色は清潔という雰囲気を持ちますので、むしろ赤色よりプロポーズにふさわしいと考える人も多くいます。
さらに白色はウェディングドレスを連想しますので、結婚式のイメージも膨らむでしょう。
贈られた花の花言葉を強く意識する相手には、白色のバラがおすすめです。
その他の色
青色・黄色・紫・オレンジ・黒色のバラにも、それぞれ次のような花言葉があります。
- 青色 →「奇跡」「夢かなう」「神の祝福」「神秘的」「喝采」
- 黄色 →「献身」「愛の告白」「友愛」「平和」
- 紫色 →「誇り」「高貴」「尊敬」「気品」
- オレンジ →「絆」「信頼」「愛嬌」「すこやか」「無邪気」
- 黒色 →「あなたは私のもの」「永遠の愛」「不滅の愛」
プロポーズにぴったりなバラの「本数」
プロポーズにプレゼントするバラの色を選んだら、次は花束の本数を決めましょう。
本数による花言葉も多数ありますので、こちらではプロポーズに合うものを紹介します。
また、本数が多いとインパクトのある花束になりますし、逆に本数を少なくするとスマートにプレゼントできるでしょう。
「108本」→ 結婚してください
ストレートに「結婚してください」という意味を持つのが、108本のバラです。
108は「永遠に(トワニ)」とも読めるため、プロポーズにぴったりの本数として人気があります。
フラワーショップによっては、専用のオーダーメニューを持つところもあるほど。
シンプルな言葉で想いを伝える時に、おすすめの本数です。
「101本」→ これ以上ないほど愛している
101本のバラは「これ以上ないほど愛しています」という意味を持ちます。
普段は照れくさくなかなか「愛している」と言えないシャイな人ほど、プロポーズでそんな意味を込めた花束を贈れば、相手も非常に喜んでくれるでしょう。
「100本」→ 100%の愛
「100%の愛」というロマンチックな意味を持つのが、100本のバラです。
ボリュームのある迫力満点の花束で、一生の思い出となるプロポーズを彩りましょう。
少々値は張りますが、あなたの想いはきっと届くはずです。
「99本」→ 永遠の愛、ずっと好き
2桁で最も大きな数字となる99本は「究極」という言葉を連想させるため、プロポーズで使われるバラの本数として人気があります。
また、99本の花束に加えて1本のバラを別にプレゼントすると、演出がおしゃれです。
「50本」→ 永遠、偶然の出会い
50本のバラの花束には、永遠・恒久のほか「偶然の出会い」という意味があります。
2人が知り合ったきっかけが正に偶然によるものであれば、50本を選んでもいいでしょう。
プロポーズの際、2人が出会った運命的な瞬間に思いを馳せましょう。
永遠という意味に引っ掛け、「ずっと一緒にいよう」と伝えるのもロマンチックですね。
なお、100本前後とは異なり程よいボリュームの花束となりますので、サプライズにもぴったりでしょう。
「44本」→ 不変の愛を誓う
バラを44本そろえて作る花束には、「いつまでも愛している」という意味が込められます。
4が2つで「4合わせ(幸せ)」とも読めますよね。
「必ずあなたを幸せにします」とプロポーズする時に、おすすめの本数です。
「40本」→ 真実の愛、この愛は本物
40本の花束が持つ意味は「真実の愛を誓います」です。
「死ぬまで変わらない愛」という花言葉も持っており、こちらもプロポーズには最適。
贈る際は相手に「これからも、ずっと変わらず一緒にいよう」と伝えましょう。
また、40本であれば小ぶりの花束になりますので、よりサプライズな演出が可能です。
「21本」→ あなただけに尽くす
21本の花束には、「あなただけに尽くします」や「心からの愛」「真実の愛」といった意味があります。
一生を添い遂げたいと強く想う相手にぜひ、21本のバラをプレゼントしてください。
これからもずっと尽くされたいというタイプの相手にピッタリの本数で、あなたの愛はきっと受け入れられるでしょう。
「12本」→ 私の妻になってください
「私の妻になってください」という意味を持つ12本の花束も、ストレートな表現ができる本数です。
12本のバラには「ダーズンローズ(Dozen Rose)」という特別な意味があり、結婚式のブーケやセレモニーの演出としてもよく使われています。
また、12月12日は「ダーズンローズの日」として、欧米では大切な人にバラを贈るそうです。
実際に昔のヨーロッパでは、男性が12本のバラを摘んで女性にプロポーズするという風習がありました。
108本と同様、正にプロポーズの花束としてふさわしい本数でしょう。
「11本」→ 宝物、最愛の人
「あなたは私の宝物、最愛の人」という意味を持つ11本の花束も、プロポーズに最適です。
11本は結婚したい相手だけではなく、家族に贈る際にも選ばれます。
これから大切な家族になる相手という想いを込め、11本のバラの花束を贈りましょう。
「9本」→ いつも一緒にいよう
花束を9本にすると「いつも一緒にいよう」という意味になります。
「いつもあなたを想っています」とも。
共通の趣味を持つなど、2人で過ごす時間が多いカップルにはぴったりの花言葉です。
遠距離恋愛で、なかなか会えなかった相手へのプロポーズに贈るのもおすすめですよ。
「4本」→ 気持ちは死ぬまで変わらない
日本では不吉な数字とされる「4」ですが、幸福が訪れるという4つ葉のクローバーなど縁起がいいことにも使われます。
そして、バラの花束では「気持ちは死ぬまで変わらない」や「一生愛し続ける」という永遠の愛を表現するものとなります。
あなたの一生の覚悟を、愛する相手に伝えましょう。
「2本」→ この世界は二人だけ
2本のバラは、あなたと相手を表現しています。
一緒に2人だけの世界を築いていきたい、そんな想いをバラに込められます。
「この2輪のバラのように、ずっと仲睦まじく暮らそう」と言い添えてプロポーズしましょう。
2本のバラには「お互いに愛し合っている」という意味もあります。
「1本」→ 私にはあなただけ、一目惚れ
バラは1輪で贈ることで、「私にはあなたしかいない」という想いを込められます。
1本はまた、「一目惚れ」や「ただ一人の大切な存在」「Only you(あなたしかいない)」という表現にもなります。
あえて1本のバラを選び、あなたの全てを込めて相手にプレゼントするのも素敵です。
まとめ
今回は、プロポーズにふさわしいバラの色や本数について解説しました。
日本でも古くから想いを伝える花として愛されているバラは、色や本数によって花言葉が変化します。
こちらの記事を参考に、相手にふさわしいバラの花束を用意して、素敵なプロポーズを演出してくださいね。