中国で結婚指輪を薬指にする理由が素敵だった!
こんにちは、Happy Ribon店長の田中です。
日本を含め、世界の多くの国は薬指に結婚指輪をしています。
その理由は、他の記事でご紹介しています。
気になる方はそちらを読んでくださいね。
今回は中国の結婚指輪を薬指にする理由を紹介します。
自分の手で体験してみて
子供の時に手遊びをしたことがあると思います。
それを思い出して今回遊んでみましょう。
まずは両手を合わせます。
次に、中指だけ第二関節同士がくっつくように折り曲げてください。
そしたら、中指はそのままの状態で、他の指(親指・人差し指・小指)を離していきます。
まずは、親指
人差し指
小指
最後に薬指を離してみてください。
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どうでしょうか?
薬指だけ離すことができないはずです。
これが中国で伝わる結婚指輪を薬指にする理由なのです。
指は関係性を表す
中国では指が表すのは「自分との関係性」と考えられているようです。
親指⇒両親
人差し指⇒兄弟
薬指⇒恋人
小指⇒子供
両親からいずれ独立し親孝行をする日がきます。
兄弟とも幼い頃は一緒に過ごしても、いずれ別々の道に自分の人生を進みます。
自分が親になり、子供ができ、その子が成長すればいずれ巣立つ日がきます。
ですが、恋人やパートナーとは永い間人生を共に歩むことになります。
離れないために薬指にする
結婚指輪は一生愛すことを誓いの証とされています。
そのため結婚指輪は離れない指である、「薬指」にするそうです。
昔と現在では文化も人々の考え方も違います。
もちろん、恋愛観や結婚観も大きく違うでしょう。
ですが昔の人々が
「愛する人とずっと一緒にいたい」
と感じる想いは昔も今でも変わりることないです。
どんなに時代が変っても、どれだけ人が変わろうとも、
自分以外のことを愛するという心は、人間が忘れてはいけない大事な感情なのかもしれないですね。
中国の婚約指輪のこと
ちなみに、中国で婚約指輪(エンゲージリング)はどうなっているのかというと、
日本同様にダイヤモンドをあしらった指輪が人気です。
昔の中国では伝統的な宝石である「翡翠(ヒスイ)」が
世界的にダイヤモンドはどこの国でも人気があるということですね。
婚約指輪に使われることが多かったようです。
ヒスイは緑色が綺麗な石で『幸福・繁栄・安定』という石言葉があり、とても縁起が良い宝石です。
日本の結婚指輪の文化
中国に比べ、日本の結婚指輪の歴史はまだまだ日が浅いです。
日本に結婚指輪が広まったのは明治時代。
文明開花や高度経済成長によって西洋文化が一気に広まりました。
その時にキリスト教式の結婚式も伝わっていきました。
永遠の愛を誓うために指輪交換をする事がそこで知られるようになたようです。
大正時代には結婚指輪が定着し始め、昭和40年代(1970年前後)にはジュエリー会社がキャンペーンを行うようになりました。
それにより結婚指輪の存在がさらに広まり、現在まで続くブライダル文化として定着しました。
まだ中国に比べて歴史の短い日本ですが、多種多様なジュエリーがこれからも歴史に刻まれてくことでしょう。
まとめ
どれだけ時代が進んで価値観が変わっても、結婚指輪は昔も今も愛する人との大切なアイテムです。
素材やデザインは関係ありません。
お二人だけの大事な『気持ちや想い』といった意味を、指輪に込めて着用することが大切なんだと思います。
自分たちに合った結婚指輪に巡り合えることを願っております。