学校に行きたくない行けないきみに
夏休みが終わり新学期になりました。
学校が嫌いな子や行きたくない子供にとっては8月の下旬から嫌な気持ちになるのではないでしょうか。
今回は、仕事から離れた内容のブログにします。
なぜ指輪のお店でこのタイトルなのか。それは、私が不登校を経験してるからです。
そして自分が感じたことや経験したことをブログにすることで今つらい状況にある子供や親の参考になればと思い書くことにしました。
いつから不登校に
私が不登校になったのは小学校6年性から中学校3年生までです。
私の場合はまったく学校に行かないという訳ではなかったです。
行ったり休んだりを繰り返しているような状況でした。
不登校になった原因
不登校になる原因は特に大きな理由があったわけではないです。
いじめにあったわけもなく、友達がいないわけでもなく、勉強ができなかったわけでもありません。
ただ学校が居心地が悪くてつまらなくて嫌いだったのです。
今思い返すと家庭環境や学校生活での、嫌なこと辛いことがストレスとなって溜まりに溜まって爆発したのかもしれません。
このストレスが爆発しことで食事をするのが面倒だと感じるくらい気力がなく何もしたくない、できない状態になっていました。
不登校になって変わったこと
学校に行かないことことですべてが変わったと思います。
家族関係、友人関係、生活リズム、すべてが変わりました。
子供にとって学校は世界のすべてなのです。
学校に行かないことで人生が変わったので私の中では大きなターニングポイントになりました。
特に印象に残っているのは友人間関係は大きく変わったことです。
子供が学校に行かない事は罪なのか
昨日まで一緒に遊んでいた友達が、学校に行かなくなったことでまったく遊べなくなりました。
正確には遊ぶことを制限されていました。
学校に行かないような子と自分の子を関わらせたくないと感じる大人がいたようです。
そしてみんな学校に行っているのにあいつだけ行かない。
みんなと違うとなかなか受け入れてもらえない空気を感じていました。
このことでさらに学校に行き辛くなり行く気がなくなりました。
学校に行かないという行動をしただけでこんなに居場所がなくなり孤立するとは思ってもみませんでした。
悪いことをしたわけでもないのに、人が離れていくのは何でなのでしょうか。
学校に行くことは当たり前で行かないことは悪いことなのでしょうか。
今も昔も学校や世間はあまり変わっていない
私は不登校の経験から、フリースクールのボランティアスタッフをしています。
今の子供たちを見ていると自分が子供のころと変わっていないように見えます。
もしかすると、価値観の多様化、友人関係の変化、家庭環境の変化、
したことで子供が感じる生きづらさは年々強くなっているのかもしれない。
年号は平成から令和に変わり、すごいスピードでIT化が進み生活が変わり世界が変わりました。
価値観が多様化しているとはいえ、それは表面的なことでまだまだ考えたり受け入れるということが必要です。
すべての大人が受け入れる必要がある
時代はものすごいスピードで変わっています。
ですが、学校というところに目を向けると変われていないことが多いです。
思考停止しているかと思うぐらい、昔のままだと思います。
これは学校だけの責任ではなく、私たち日本に住むすべての大人の責任かもしれない。
ひとりひとりがちゃんと考えることが必要なのかもしれない。
学校ってなんだろう。
学校は必要なのか。
今もう一度学校について考えることが大切でしょう。
そして子供の将来をよく考えることが大事なのかもしれません。
みんなが生きていきやすい時代は来ないかもしれないが、
昔よりはまだいいよね。と感じる世界にしたいものですね。
今学校に行きたくないきみに
学校は絶対に行かなくてはならない場所ではない。
学校に行かなくても勉強はできる。
SNS等のインターネットを使えば友達も見つけられる。
学校に行かなくても大人にはなれる。
仕事をすることもできる。
恋愛もできる。
結婚することもできる。
そして学校に行っても行かなくても人の価値は変わらない。
学校に行かなくて自分を責めることはない。
自分は駄目だなんて思う必要はない。
それよりも大事なのはきみの今感じている気持ちを大事にしたほうがいい。
感じる気持ちにふたをすることも、ウソをつく必要もない。
気持ちを素直に認めてあげてほしい。
学校に行きたくない。行けない。と感じるんであれば行かなくても大丈夫。
一番大切にしないといけないのは、親や友人のことではない。
自分のことを大切にすること。
きみには権利がある
学校に行く権利もあるけど、行かない権利もある。
だからどんな理由であっても自分が学校に行かな行けないと思うのであれば行かなくても大丈夫。
学校は強制されるものではない。
心配する人がいる
学校に行かないことで心配する人達がいると思う。
とくに家族は心配するだろう。
でも心配しているのは、学校に行かないことできみがどうにかなってしまうのではないかと不安に思ってしまうから。
それはきみのことが大好きで大事で、そんな大事なきみの将来を心配してしまうから。
学校に行かないことできみが少しでも気持ちが楽になり、笑顔が増えたり、元気になるのであれば心配している人を安心させられるよ。
心配している人達が一番辛いのはきみが辛い思いをしていること。
きみはもっと自分を大事にして。
自分を大事にすることが今そばにいる人のためになる。