婚約指輪のお返しは??
普段贈り物を貰ったらお返しをするのが一般的ではありますが、婚約指輪を貰った場合お返しをした方が良いのか悩む方も多いと思います。
さらに、お返しをするとしたらどんなものにすればいいのか、金額やタイミングなど気になることがたくさんあります。
そんな方のために、婚約指輪のお返しについてご紹介します。
ぜひ解決のヒントにしていただければと思います。
お返しをする派が半数
ゼクシィ トレンド調査2021 首都圏によれば、
婚約指輪のお返しをした人は「48.3%」、してない人は「47.3%」となっています。
約半数の方がお返しをしているようです。
ただ、結婚式の形が多様化された現代ではお返しの形も様々になっています。
2人で話し合ってお返しをしないと決める人や、お返しに使うより結婚式や引っ越しの費用として使うという人もいるようです。
お返しがいらないという男性は割といるようなので、あらかじめ聞いてみるのもいいかもしれません。
お返しに選ぶアイテム
婚約指輪は生涯残るものなので、それと同じようにお返しも長く使えるようなものを選ぶ人が多いようです。
ランキングとしては以下のようになっています。
腕時計 44.3%
スーツ 14.8%
財布 6.6%
靴 4.9%
カバン 4.9%
腕時計
こちらは男性への少し高価なプレゼントとしては定番のものです。
婚約指輪と同じように一生ものとして使えることから多く選ばれているようです。
お店によっては刻印が入れられることもあるので記念としてぴったりなアイテムなのではないでしょうか。
スーツ
ビジネスシーンはもちろん、礼服としてや両家顔合わせの際など使える場面が色々あります。
仕事がスーツの方は普段から使えますし、あまり普段着ることがない方でも、友人の結婚式や特別な日の正装としてスーツを持っていても困らないです。
サイズが大事になってくるので、一緒にお店へ行って選ぶのがいいかもしれません。
最近ではリーズナブルにオーダーメイドができるブランドも増えてきました。
体型に合わせたカッコ良く着れる1着にするのも素敵かもしれません。
財布・靴・カバン
使用頻度の高いビジネス小物や革製品などもお返しとして人気のアイテムとなっています。
手先や足先に気を使える(キレイに手入れされたもの)男性は素敵だと思います。
ブランドものもいいですが、革にこだわりのあるメーカーのものは手入れを定期的にすることでとても長く愛用できるのでおすすめです。
お返しの相場は?
何をお返しするか決めたはいいものの、どのくらいの額のものにしたらいいか迷ってしまうと思います。
お返しのマナーとしては、「半返し」といって、貰った額の「半額〜1/3の物」を贈ることが一般的とされています。
ただ決まりはないので、自分の無理のない範囲で選ぶことが大事です。
実際にお返しをした人の目安は下記のとおりです。
10〜12万 16.8%
4〜6万 12.1%
2〜4万 11.2%
30万以上 11.2%
平均としては15万円程になりますが、貰った額の1/3より低い人もいれば、貰った額を超えるほどの物をお返しをしたという人もいるので、2人が納得できる金額であればあまり関係ないように感じます。
いつ渡すと良いか
お返しのタイミングですが、結納や両家の顔合わせがあるのであればその日に合わせると良いです。
その際にお披露目できるように準備しておくことがマナーとなっています。
基本的に贈り物のお返しは「1ヶ月以内」がベターですが、婚約指輪のお返しではあまりこれは気にしなくても良いようです。
もし結納などがない場合は特に期限はないので、2人にとって特別な日に渡してより素敵な思い出を残してみてはいかがでしょうか。
ただ結婚式を挙げる場合は遅くても式前までには渡すことが理想となっています。
まとめ
いかがでしたか?
伝統を大切にしている家系でしたらもっと気をつけなければいけない点はありますが、最近では両家顔合わせなど簡略的になっていることが多いので、2人にとって納得のできるものであればそれが答えなのだと思います。
初めてで迷ってしまうことも多いと思いますが、一生懸命考えて選んでくれた物であれば彼も喜んでくれると思います。
これから生涯ともにする2人にとって、いつかプレゼントした日を思い出して笑顔になれるような、素敵な思い出になることを祈っております。