結婚指輪のクリーニング方法|家でできる4つのお手入れと注意点
結婚指輪のクリーニング方法|家でできる4つのお手入れと注意点
結婚指輪は日常的に身につけているアイテムです。
時間の経過とともに、少しずつ輝きが弱くなって見えることがあります。
皮脂や化粧品、ホコリ、細かなキズなどが重なることで、くすみの原因になります。
ただ、定期的にお手入れをすれば、輝きをきれいに保つこともできます。
この記事では、自宅でできるクリーニング方法を4つご紹介します。よければ参考にしてください。
柔らかく乾いた布で拭く

軽い皮脂汚れやホコリなら、柔らかい布でそっと拭くだけで十分きれいになります。
この時に汚れやくすみを落とそうと、強く擦ると指輪に傷が付いてしまいます。
ティッシュペーパーは繊維が硬めで、表面に細かい傷が入ることがあります。
眼鏡拭きやマイクロファイバー、柔らかい綿の布が安心です。
朝や寝る前など、タイミングを決めておくと続けやすいです。
中性洗剤で浸け置き洗いをする
布で拭いても落ちにくい汚れは、中性洗剤の浸け置き洗いがおすすめです。
用意するものはこちら。
・容器(コップ等でOK)
・ぬるま湯(指を浸けても熱くない温度)
・中性洗剤(食器用洗剤等)
・柔らかいブラシ(毛先がやわらかい歯ブラシ等)
洗面台で行う場合は、指輪を落としても流れないように栓をしておくと安心です。
容器にぬるま湯を注ぎ、中性洗剤を数滴入れて軽く混ぜます
(泡立てすぎなくてOK)。
指輪を入れて5〜10分ほど浸けたら、柔らかいブラシでやさしく洗います。
最後に真水でよくすすぎ、柔らかい布で水気を拭き取って完了です。
1.容器にお湯を注ぐ
↓
2.中性洗剤を容器に入れる
↓
3.指輪を容器の中に入れる
↓
4.柔らかいブラシで洗う
↓
5.洗い流して完成
刻印入りの結婚指輪
刻印の凹凸には汚れがたまりやすいので、浸け置き後にブラシで溝をなでるように洗うとすっきりします。
汚れが残ると、肌がかゆくなったり赤みが出たりすることもあるので、気になったタイミングで軽くお手入れすると安心です。
汚れが落ちない場合は、もう一度つけ置き洗いをしてブラシで洗ってみてください。
無理にこするのは避けましょう。
それでも落ちない場合は、購入店に相談してみてください。
宝石がセットされている結婚指輪
ダイヤモンドが入った婚約指輪や結婚指輪も、つけ置き洗いが可能です。
宝石の周辺は汚れがつきやすく、宝石を留めている爪の部分はブラシを使って念入りに洗いましょう。
ただし、宝石の種類によっては水分や熱、洗剤が苦手なものもあります
(例:パール、オパール、エメラルド等)。
石の種類が分からない場合は、浸け置きは避けて「布で拭く」ケアに留めるのが無難です。
クリームで磨く

どれだけ気をつけていても、長い間結婚指輪を身につけていると傷が付いてしまいます。
傷が増えるほど輝きが弱く見えてしまうので、気になる時は研磨剤を使って磨くのも一つの方法です。
続けていくと、傷が薄くなって次第に目立ちにくくなります。
鏡面仕上げのプラチナ/ゴールドなどで、艶消し加工やコーティング、石付きではない場合に限って検討してください。
使用するものの一例はこちら。
・セーム革(やわらかい布でも可)
・研磨剤(ジュエリー用/金属用の研磨クリーム。ピカール等を使う場合も、素材と仕上げの確認は必須です)
これらのアイテムはホームセンターやアマゾンで購入することが可能です。
まず、革に研磨剤を少量付けます。
塗る量は1㎝ほどで十分です。
多く塗っても研磨力が変わることはないのですが、多いと指輪や指がベタベタになってしまいます。
次に、研磨剤を塗ったところで結婚指輪全体を強く擦ります。
革が黒ずんできたり、指が汚れてしまうかもしれませんが、これは磨けている証拠なので、気にせず続けて問題ありません。
続けてくと、傷が薄くなって次第に消えてピカピカの結婚指輪が蘇ります。
最後に、お湯や水で研磨剤を洗い流して、柔らかい布で水気を拭き取って完成です。
専用クロスで磨く
素材別の研磨剤が塗り込まれた「専用クロス」もあります。
研磨剤を別で用意しなくていいので、上の方法より手軽に試せます。
使い方はクロスで軽く磨くだけ。
傷が消えたら、お湯や水で研磨剤を洗い流して、柔らかい布で水気を拭き取って終了です。
磨けない結婚指輪も存在する
指輪の素材や仕上げ、宝石の種類によっては「磨かない方がいい」ケースがあります。
例えば、マット加工(ヘアライン仕上げ等)された指輪や、メッキ加工(コーティング)を施した指輪は、磨くことは避けるのがベストです。
また、ダイヤモンド以外の宝石がセットされた指輪や、金・銀・プラチナ以外の素材は注意が必要な場合があります。心配な時は販売店に問い合わせるのが良いです。
迷ったら、まずは「布で拭く」「中性洗剤で洗う」までにしておくのが安心です。
艶消し加工の結婚指輪のクリーニング方法
つや消し加工にもたくさんの種類があります。
・ヘアライン
・スターダスト
・マット(艶消し)
・サンドブラスター
・ダイヤモンドポイント
艶消しは「細かな表情(細かい傷の集合)」で成り立っているので、研磨剤やクロスで磨くと鏡面っぽくテカりやすくなります。
お家でできるケアは、基本は「布で拭く」+「中性洗剤でやさしく洗う」まで。
仕上げの風合いを保ちたい場合は、磨くのは避けるのが無難です。
では、どうするのが良いでしょうか。
それは販売店や修理ができるショップでメンテナンスをしてもらうのが安心です。
まとめ

結婚指輪を販売する多くのショップでは、指輪の保証が付いていることが多いです。
この保証を使ってクリーニングやメンテナンスを行えば、料金がかからないケースもあります。
結婚指輪のように毎日つける指輪は、少しずつゆがみが出て着け心地が変わることもあります。
宝石がセットされている場合は、留めている爪がゆるんで宝石がとれてしまうこともあります。
気になったタイミングで、無理のない範囲でお手入れしてあげると安心です。
最後に
結婚指輪は、おふたりにとって特別なもの。きれいな状態だけが魅力ではないはずです。
小さな傷やくすみも、これまで過ごしてきた時間の証。
指輪を“育てる”という意味で、あえて磨きすぎないのも素敵だと思います。
