【保存版】お家でできる!結婚指輪のクリーニング方法4選
結婚指輪は日常的に身に着けているアイテムです。
時間の経過とともに、残念ながら輝きがなくなってきます。
これは身体から出る皮脂や、化粧品、ホコリ、キズなどによるものです。
ただ定期的にクリーニングしてあげれば、結婚指輪の輝きをキープすることも可能。
お家でできるクリーニング4方法をご紹介するので、参考になれば幸いです。
柔らかく乾いた布で拭く
油脂やホコリ汚れ程度であれば、タオルや掃除用のマイクロファイバー等で拭くだけでキレイになります。
この時に汚れやくすみを落とそうと、強く擦ると指輪が傷が付いてしまいます。
優しく拭くことを意識してみましょう。
また、ティッシュペーパーだと傷が付いてしまうことがあるので、気をつけてください。
このお手入れ方法は、1日1回行うことで、指輪の輝きをキープすることが可能です。
モーニングルーティンやナイトルーティーンとして行うのが忘れないのでオススメです。
中性洗剤で浸け置き洗いをする
乾いた布で拭くだけでは汚れが落ちない時には、浸け置き洗いがオススメ。
使用するものはこちら。
・容器(コップ等でOK)
・お湯(指を浸けても火傷しない温度)
・中性洗剤(食器用洗剤等)
・柔らかいブラシ(子供用の歯ブラシでもOK)
まずは、コップ等の容器にお湯を注ぎます。
次に、中性洗剤を容器に数滴入れてかき混ぜたら、洗浄液が完成。
指でかき混ぜるときは、火傷しないようにお湯の温度に気を付けてください。
熱めのお風呂の温度くらいが目安です。
洗浄液の中に指輪を入れて、しばらく浸すと汚れが落ちやすくなります。
その後、指輪を洗浄液から取り出して、柔らかいブラシで優しく洗います。
汚れが落ちたら、最後に真水で汚れを洗い流して、水気を柔らかいタオルで拭きとって終わりです。
1.容器にお湯を注ぐ
↓
2.中性洗剤を容器に入れる
↓
3.指輪を容器の中に入れる
↓
4.柔らかいブラシで洗う
↓
5.洗い流して完成
刻印入りの結婚指輪
とくに名前が刻まれている結婚指輪では、刻印の凸凹で汚れが溜まりやすいです。
汚れが溜まることでひどいときには、肌が荒れてしまうこともあります。
浸け置き後に柔らかいブラシで念入りに洗いましょう。
汚れが落ちない時は、もう一度浸け置き洗いをしてブラシで洗ってみてください。
それでも落ちない時、販売店に確認した方がいいでしょう。
宝石がセットされている結婚指輪
ダイヤモンドがあしらわれている婚約指輪や、結婚指輪も浸け置き洗いが可能です。
宝石の周辺は汚れが付きやすく、宝石を留めている爪の部分はブラシを使って念入りに擦ることを心がけましょう。
ダイヤモンドは固い宝石なので、ブラシが当たっても大丈夫です。
また、宝石の種類によっては、水分や熱に弱いものもあります。
宝石が変色や変質してしまうと、直せないことも多いので注意が必要です。
クリームで磨く
どれだけ気を付けていても、長いあいだ結婚指輪を身に着けていると傷が付いてしまいます。
傷が付けばつくほど指輪の輝きが無くなってしまうので、このような状態になったら研磨剤を使って磨くことがオススメです。
この方法で使用するアイテムはこちら。
・シカ革orセーム革
・研磨剤(ピカール)
これらのアイテムはホームセンターやアマゾンで購入することが可能です。
まず、革に研磨剤を塗ります。塗る量は1㎝ほどで十分です。
多く塗っても研磨力が変わることはないのですが、多いと指輪や指がベタベタになってしまいます。
次に、研磨剤を塗ったところで結婚指輪全体を強く擦ります。
革が黒ずんできたり、指が汚れてしまうかもしれませんが、これは磨けている証拠なので、気にせず続けて問題ありません。
続けてくと、傷が薄くなって次第に消えてピカピカの結婚指輪が蘇ります。
最後に、お湯や水で研磨剤洗い流して柔らかい布で、水気を拭き取って完成です。
専用クロスで磨く
素材ごとに研磨剤が塗り込まれた専用のクロスも販売されています。
使い方は「クリームで磨く」と同じで、このクロスで指輪を擦るだけ。
傷が消えたら、お湯や水で研磨剤洗い流して柔らかい布で水気を拭き取って終了です。
このアイテムは、研磨剤を用意する必要がないので、上記の方法より手軽にチャレンジできます。
磨けない結婚指輪も存在する
結婚指輪の素材や表面の状態、宝石の種類によっては磨けない場合もあります。
例えば、マット加工(ヘアライン仕上げ等)された指輪や、メッキ加工(コーティング)を施した指輪には磨きことは避けるのがベストです。
また、ダイヤモンド以外宝石がセットされた指輪や金・銀・プラチナ以外の素材には注意が必要ですので、販売店にお問い合わせするのが良いです。
磨けない結婚指輪は乾いた布で拭く程度にしてあげてください。
艶消し加工の結婚指輪のクリーニング方法
つや消し加工にも沢山の種類があります。
・ヘアライン
・スターダスト
・マット(艶消し)
・サンドブラスター
・ダイヤモンドポイント
もしかしたら、もっとあるかもしれません。
上記で述べたように、マット加工の結婚指輪は磨くことは避けた方がベストです。
それはどうしてなのかというと、磨くと傷が消えてピカピカの鏡面になってしまうからです。
そもそもマット加工とは、指輪に無数の傷を意図的につける加工方法です。
そのため磨いてしまうと、マット加工の魅力がなくなってしまいます。
お家では、このマット加工にすることは困難です。
では、どうしたらよいのか?
それは販売店や修理が出来るショップでメンテンナンスを行うのが賢明です。
まとめ
ここまでお家でできるクリーニング、メンテナンスをご紹介しました。
ですが、どうしても落ちない汚れや傷もあると思います。
その際は、購入したショップ等に相談するのがベストです。
結婚指輪を販売する多くのショップですは、指輪の保証が付いてます。
この保証を使ってクリーニングやメンテンナンスを行えば料金は発生しないことが多いです。
結婚指輪のような、常に着用する指輪は歪んでしまうことも多く、歪んでしまうことで着け心地が悪くなってしまったり、
宝石がセットされている場合は、留めている爪がゆるんで宝石がとれてしまうこともあります。
定期的にクリーニング、メンテナンスをして美しい状態をキープ!
最後に店長から一言
結婚指輪は、お二人にとって特別なアイテムです、綺麗な状態だけが魅力ではないはずです。
傷や汚れも今までのお二人だけの歴史だと考えて、結婚指輪を育てる意味でも手入れをしない選択も素敵だと思います。